扉が閉じてしまったとき



「今」が、これまでのように、こうやって続いていくだろうと、

それを意識するまでもなくここまできたけれど、その道が突然途絶えてしまうことがあります。


パートナーからの突然別れ話

家族の別離

大切な人の死

全力をかけてきたけれど叶わぬ結果

望まぬ転居…


一本の道の先が続いていると思っていたのに、突然目の前に重い扉が現れて、立ち止まざるを得なくなる、

そんなイメージが心の中で表されます。


扉を開けようと、押したり引いたりしてみたり、

でも扉はびくともせず、茫然と扉を見つめる。


身動きのとれなさ、

失われた未来

とまどい、悲しみ、怒り、不安

さまざまに襲いかかる感情に打ちひしがれる。


こんな辛いことはありません…


そういうとき、その扉の前で、少し休みませんか。

カウンセリングでは、おひとりにせず、一緒にお供します。

あなたが自ら閉じた扉ではない、

それは明らかです。

一緒に悲しみ、怒りたいと思います。



そうして、十分に立ち止まり、十分に心も身体も休めてみると、

そこに新しい道があったことが見えてきます。




想像していた方向や、望んでいた方向ではなかったけれど、

思ってもみなかった新しい道。

「可能性」という道。


そこへ一歩踏み出すこと、

その道を歩んでいくこと、

それもまた、カウンセリングでは伴走させてもらいたいと思っています。