ずっと深い土の中にある種、それはあなた

私は車を運転しているときにラジオを楽しんでるんですが、

昨日、ベット・ミドラーの「ローズ」が流れてきました。

何回聞いてもいい歌だな…と思います。

初めて聞いたのは、ずっと以前、ラジオの英会話講座でした。

とても感動して、そのページは切り抜き、お守りのようにずっと手帳に挟んでいました。



歌の後半にこんな歌詞があります。

Just remember in the winter
Far beneath the bitter snows
Lies the seed that with the sun's love
In the spring becomes the rose

【日本語訳】
思い出して。
冬、凍えるような雪のずっと下に種はあって、

太陽の愛を浴び、春には薔薇が咲くということを。



人からの攻撃や批判、無視、圧力などをたくさん受けてきた人は、それに苦しむだけでなく、その批判などを自分の中にも取り込んでいて、自分自身を責めるようになります。

DVや虐待、いじめなどを経験すると、自分自身を「価値がない」とか「不十分だ」とか、「私が悪い」というように、自分を傷つけるような思いを持つようになってしまうことはあるのです。


それでもその中で、クライエントさんの内側にある「力」が感じられることがあります。

そういうときは、私は、その力に注目したくなります。


その力は、この歌と同じ。

凍えるような雪のずっと下にある種。


セッションの中では、その「種」にもっと注目したいと思います。

その種は息吹き、芽を出し、根を張り、美しい花や、大きな緑の木へと成長するもの。



私もこの歌に支えられてきたなと思います。

たくさんの人がカバーしていますが、日本語訳の字幕がある動画をリンクします。

あなたの中の種を、感じてほしいと願いながら。

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